医療用縫合針・縫合糸メーカーの株式会社 河野製作所 所在地:千葉県市川市曽谷 商品販売会社:クラウンジュンコウノ

伝×技 伝統工芸 ~廃れゆく日本の伝統を残す~

伝統工芸~廃れゆく日本の伝統を残す~

匠の肩に乗って

河野製作所では、新しい製品を開発していく上で、陶芸や鉄器、刀などの日本で育まれた伝統的な技術を活かす取り組みを進めています。最先端の医療器具を開発する私たちが、伝統工芸で培われた技術に学ぶことを、意外に感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、「伝統工芸」の技に学ぶことが私たちにブレイクスルーのきっかけを与えてくれた事例は少なくありません。世界最小となる直径30㎛の手術針では針と糸を結ぶ際の機構に、また、ヘルニアを治療する際に用いる医療用の固定布では、伸びにくい繊維の織り方に「伝統工芸」の匠の技が活かされています。

元を辿れば、河野製作所は、時計や計測機器の針を製造する技術を活かして設立された会社です。当時は、時計の針をつくる技術を転用して、ゲージ類の針などを製造していました。この時代に培った金属の微細加工技術は、医療機器メーカーとなった現在の河野製作所にも、しっかりと受け継がれています。

こうした、先人たちが積み上げた発見の偉大さを認めた上で、その上に新しい発見を積み上げていく取り組みを、東洋では「温故知新」と言い、西洋では「巨人の肩に乗る」と表現します。意味合い的には、私たちが取り組んでいることは「匠の肩に乗る」と言った方がしっくりくるかも知れません。

伝統工芸

ローテクとハイテクを組み合わせたオンリーワンのモノづくり

様々な分野で生産拠点の海外移転が進んだ結果、日本のモノづくりを支えてきた尊い職人の技が、徐々に失われつつあるように感じています。ヴァイオリンの名器として知られているストラディヴァリウスがそうであるように、一度、失われてしまった技術は、二度と再現できないかも知れません。 だからこそ、 “匠の技” と呼ばれるような伝統工芸が持つ優れた技術を、後世に伝えていくことには、大きな意義がある。しかしただ古い物を残せば良いかと言えば、もちろんそうではありません。最新の工学の視点から匠の技を分析し、開発に役立てやすい形態で残していくことが大切です。

異なる業種が持つ強みを繋ぐのが「医工連携」であるならば、匠の技に代表される優れたローテクと、我々が培ってきたハイテクとを組み合わせたモノづくりは、過去と現代とを結ぶ「時代を超えた連携」、あるいは「時空連携」と言えるでしょう。こうしたオンリーワンの開発手法を通じて、私たち自身が生み出した技術が「伝統工芸」として未来に伝え残されていく日を迎えられるよう、日々、注力してまいります。

伝統工芸

河野製作所の取り組み

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