学会レポート
第16回日本骨盤臓器脱手術学会学術集会(大阪国際会議場)
2023年3月25日~26日に大阪府の大阪国際会議場で開催された第16回日本骨盤臓器脱手術学会学術集会に出展いたしました。
当社は骨盤臓器脱手術に用いられるPTFE製メッシュ「ORIHIME」を発売以降、本学会を中心としてメッシュを使用した治療方法の研究・発展をサポートしてまいりました。
26日に行ったランチョンセミナーでは、第一東和会病院 女性泌尿器科・ウロギネコロジーセンター 竹山 政美 先生を座長にお迎えし、下記講演を行いました。
【講演1】第一東和会病院 女性泌尿器科・ウロギネコロジーセンター 渡邊 成樹 先生
「ORIHIMEを用いたTVM手術における試行錯誤」
【講演2】岐阜赤十字病院 泌尿器科・ウロギネセンター 山口 茜 先生
「LSC術後CTによるメッシュの可視化、最新情報」
「ORIHIMEを用いたTVM手術における試行錯誤」では、年間250例以上のTVM手術を行っている第一東和会病院において、その半数以上の手術に携わっていらっしゃる渡邊先生にご講演いただき、その豊富なご経験の中で実践されてきた、大変貴重な試行錯誤の過程をシェアしていただきました。
「LSC術後CTによるメッシュの可視化、最新情報」では、ORIHIMEの特長であるX線不透過性という部分に着目し「術後のCT撮影でメッシュを可視化できないか」という新たな切り口での研究をされている山口先生にご講演いただきました。可視化を叶える撮影の標準化を検討されており、様々な条件下で撮影された数多のCT画像とともに、その研究内容について発表していただきました。
ブースではORIHIMEを中心に、ASFLEX、TEFDESSERⅡ、LACLONも展示し、たくさんの先生方にお越しいただきました。
ブース展示及びセミナーに足を運んでくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます。